かみや民芸店(城崎)麦わら細工を通販でお取り寄せ 人生の楽園

人生の楽園~未来につなぐ故郷SP 2024春~は「SDGs」をテーマにした1時間拡大スペシャル。

2部では、兵庫県豊岡市の城崎町湯島に東京から移住し、「かみや民芸店」で、城崎の伝統工芸品「麦わら細工」のワークショップを体験し「麦わら細工」の職人を目指す、今井幸子さんの歴史ある麦わら細工にかける強い想いが描かれます。

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今回は
・かみや民芸店(城崎)麦わら細工を通販でお取り寄せ
・麦わら細工(城崎)とは?
・「麦わら細工」の職人を目指す井幸子さん あらすじ
についての投稿です。

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かみや民芸店(城崎)麦わら細工を通販でお取り寄せ

かみや民芸店(城崎)麦わら細工通販では、「名刺入れ」と「土鈴 こうのとり」そして「桐箱 椿」のお取り寄せが可能です。

かみや民芸店(城崎)麦わら細工 土鈴 こうのとり

皇太子殿下ご夫妻へ献上された「大文庫・コウノトリ」
兵庫県豊岡市にある「かみや民藝店」は、麦わら細工の伝統工芸品を製作・販売するお店です。

平成16(2004)年には、皇太子殿下(現・天皇陛下)ご夫妻に、愛子様誕生祝いとして「大文庫・コウノトリ」を献上したそうです。

コウノトリの縁起

コウノトリは、幸運を運ぶ鳥であり、赤ちゃんを運んでくれるとも言われています。

豊岡市では、「コウノトリと共に生きる豊岡」をスローガンに、コウノトリを絶滅から救おうと、昭和40(1965)年よりコウノトリの繁殖などを行っています。

名刺入れ

この名刺入れは「マツコの知らない世界」で紹介されました。

城崎伝統の技法と現代的なポップさを融合させた名刺入れ

この名刺入れは、城崎温泉伝統工芸「城崎麦わら細工」の中でも、精緻な構成を特徴とする「小筋張り」の技法を用いて製作されています。

伝統技法「小筋張り」

城崎麦わら細工は、麦わらを細く裂いて色付けし、幾何学模様に編み上げていく伝統工芸です。

特に「小筋張り」は、1mm以下の細い麦わらを精密に組み合わせて作られる、高度な技術が求められる技法です。

大胆な図柄と現代的な色彩

この名刺入れでは、伝統的な小筋張り技法を用いながらも、従来の城崎麦わら細工には見られない大胆な図柄を採用しています。

また、色は現代的なポップな色合いにすることで、伝統と現代性を融合させたデザインに仕上げています。

桐箱 椿

染色前の麦わらを地張りした後に、象嵌技法(模様入れ)を用いて赤い椿を表現したものです。

店舗情報

【店名】城崎温泉 麦わら細工 かみや民藝店
【住所】兵庫県豊岡市城崎町湯島391
【TEL】0796-20-5206
【営業時間】10:00〜18:00

麦わら細工(城崎)とは?

麦わら細工は、兵庫県伝統的工芸品に指定されている、城崎温泉発祥の伝統工芸品です。

約300年の歴史を持ち、繊細な色彩と精巧な技法で表現される美しい作品は、多くの人々を魅了しています。

麦わら細工の歴史

麦わら細工の起源は、江戸時代中期にまで遡ります。

城崎温泉に湯治に訪れた因州(現在の鳥取県)の半七という旅人が、竹笛や独楽などに色麦わらを貼り、宿の軒先で「宿代」を稼ぐ為に売り始めたのが始まりと云われてています。

その後、技術の発展とともに箱物や絵馬への装飾にも用いられるようになり、明治時代には高名な画家による下絵を取り入れた芸術性の高い作品も誕生しました。

麦わら細工の特徴

麦わら細工は、麦わらを染色し、桐箱や色紙、独楽、土鈴などに貼り付けることで作られます。

繊細な色彩と精巧な技法によって、花鳥風月や幾何学模様など様々な模様が表現されます。

「麦わら細工」の職人を目指す井幸子さん あらすじ

東京都渋谷区生まれの今井幸子さん(39歳)さんは、兵庫県豊岡市の城崎町湯島に移住し、城崎の伝統工芸品「麦わら細工」の職人を目指しています。

幸子さんは、服飾専門学校卒業後、オーダーメイドスーツ会社に就職しました。

不幸にも会社は1年後に倒産し、その後は両親が営むスーパーマーケットを手伝っていました。

しかし高齢の両親の体力的に限界を感じ、2019年にスーパーは閉店。

次の仕事を探す前の休養として、母・洋子さんと城崎温泉へ旅行に出かけました。

そこで運命的な出会いが有りました。

宿泊した旅館で目にしたのは城崎の伝統工芸品「麦わら細工」。

その作品は、後の師匠となる「麦わら細工 かみや民藝店」神谷俊彰さんの父親が描いた「翼を広げ飛ぶ鶴」でした。

美しさに心を奪われた幸子さんは、1ヶ月後に再び城崎を訪れ、旅館に飛び込みで仕事を依頼。

1年間住み込みで働きながら、休日は「かみや民藝店」で開催される麦わら細工のワークショップで技法を学びました。

幸子さんの熱心さに、神谷さんは「本格的にやってみたらどうだ」と誘いました。

最初は躊躇しましたが、「城崎で麦わら細工を仕事にしたい」という強い想いを胸に、2020年に城崎へ移住。

そして正式に神谷さんに弟子入り。

現在は、2022年には城崎で出会った博和さんと結婚し、博和さんの両親と4人で暮らしています。

麦わら細工に情熱を注ぐ幸子さんを、神谷さんは温かく見守り、家族も献身的に支えています。

伝統的な技法を受け継ぎながら、現代的なデザインを取り入れた作品作りにも挑戦する幸子さん。

麦わら細工を通して、城崎の魅力を世界に発信していくという目標を掲げています。