KUROYO~クロヨ~五島 福江島高崎 兵働芳和&みのり夫婦 場所や宿泊料金は?サタプラ!幸せいっぱい自己流ライフ
サタプラの幸せいっぱい!自己流ライフでは、東京から五島列島/福江島に移住し、高崎ビーチの壮大なエメラルドグリーンの海と美しい砂浜が望める立地が望める築40年の古民家をリノベーションし、一日一組限定、一棟貸しの宿「KUROYO(クロヨ)」を経営しスローライフを選んだ兵働芳和さん・みのりさん夫妻と長男きっぺー君一家に密着し、家族のライフスタイルから“自分の生き様”を貫く“幸せな生き方”を学びます。
今回は
・五島列島の一日一組限定の一棟貸しの宿KUROYO(クロヨ)とは?
・移住とKUROYOオープンのきっかけ
・築40年の古民家をリノベーション
・宿の名前「KUROYO」の由来
・場所やチェックイン・チェックアウト時間
・アクセス
・宿泊料金やキャンセル料
・KUROYOのある福江島とはどんな島?
についての投稿です。
放送日:2022年10月22日(土)7時59分~9時25分
五島列島の一日一組限定の一棟貸しの宿KUROYO(クロヨ)とは?
五島列島の一日一組限定の一棟貸しの宿KUROYO(クロヨ)とは、東京から移住した兵働芳和さん(長崎県出身)・みのりさん(札幌出身)夫妻が、福江島の三井楽町高崎の壮大な砂浜・高崎ビーチに惚れ込み、ビーチが見渡せる場所にあった築40年の古民家をリノベーションし、2020年8月にオープンした宿です。
[instagram url=https://www.instagram.com/p/CY7lcxova_V/ width=400 hidecaption=true]福江島は五島列島の最南端に位置する五島列島で最大の島で、多くの市町村が過疎に悩む中、2019年~2020年の2年間、島を離れる人数よりも島に移住(転入)する人数の方が多かったという、全国でも珍しい島で、住みたい田舎ランキングでは離島で唯一ベスト10入りを果たしました。
隠れ家的な宿で、一日一組限定なので静かな漁港を眺めながらゆったりとプラベートな時間を過ごせます。
広々としたリビングとキッチンからは、海を眺めながら料理を楽しめます。
[instagram url=https://www.instagram.com/p/COv0fBSjufp/ width=400 hidecaption=true]廃材を使用した広々としたベッドからも水平線が見渡せるなど、五島の海を満喫できる造りに仕上げました。
近くの波止場では季節毎の魚の釣りも楽しめ、ダイビングなどのアクティビティ、夏には庭でバーベキューも楽しめます。
サイクリストも五島ツーリングの拠点として利用しています。
移住とKUROYOオープンのきっかけ
兵働夫妻は結婚後、福岡を経て東京で暮らし長男きっぺー君が誕生しました。
その後、観光で訪れた五島列島・福江島高崎の静かで穏やかな雰囲気に惹かれ、移住(引っ越し)を決意しました。
移住先にありきで、何をするか?は決まっておらず、島では職種も少なく「自分たちで何か始めたい」と二人では話し合いました。
話し合いで決まった職種は、宿泊施設でした。
それからは、グーグルマップを使い、一番理想の砂浜に一番近い物件を車でおにぎりをお弁当にして家族3人で探したそうです。
福江島で候補に挙がったのが三井楽町高崎と増田町でした。
選定の為に、先ずは遊んでみよう!との事で・・・
海に潜って海からどう見えるか?を確認したそうです。
しかし結果は甲乙つけがたかったので、増田町は宿と住む家の二つの物件を確保できそうにない、と現実的なすり合わせで三井楽町高崎に決めたのだそうです。
そして高崎ビーチが見渡せる浜から徒歩5分のロケーションに築40年の古民家にたどり着きました。
築40年の古民家をリノベーション
宿泊施設の物件が決まると、島の大工のさんに奥さんが希望を色々とリクエストをし、空き家を芳和さんと大工さんの2人で解体、塗装し、施工期間8か月でKUROYOが完成しました。
リノベーションの特徴は「捨てられるものを有効活用したい」と、島内の解体した家から集めた廃材がを多く使われてています。
その為、ベッドから箪笥に至るまで既製品の家具はありません。
その中でも特徴的なのが古民家の廃材の梁を利用したベンチの背もたれです。
一方で、宿の外観は「高崎の色を残したい」と元の古民家のまま復元しました。
周りの風景に溶け込んだ古民家の中に入ると、自然素材で塗装されたブラウンの床と、塗り方にこだわった白い壁は、素材の良さが生かされた居心地の良い空間が広がります。
窓から見える景色は海を一望しばがら、元バンドマンの芳和さんセレクトのレコードやギターとパーカッション(カホン)などでセッションも楽しめるお洒落な宿にリノベーションされています。
宿の名前「KUROYO(クロヨ)」の由来
宿の名前「KUROYO(クロヨ)」の由来は、「五島で最もうまい魚」と称されるメジナからとっています。
メジナは、五島ではクロ、若しくは「クロヨ」と呼ばれています。
[instagram url=https://www.instagram.com/p/CBMXX3Hj7wU/ width=400 hidecaption=true]そして、宿の看板のイラストは、高崎海岸の海岸沿いの高台の道路脇にたてられている魚見櫓(うおみやぐら)と呼ばれる櫓がモチーフになっています。
[instagram url=https://www.instagram.com/p/B-MfIjEhn5U/ width=400 hidecaption=true]魚見櫓とは、眼下の海に回遊してくるクロなど魚の群れを見つけ出し、船と網を操る漁師たちに手旗で漁の指示を送る櫓の事です。
漁撈:魚見櫓 pic.twitter.com/sXhbZBqTmW
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2014年までこの櫓は使用されていました。
クロヨは、高崎のシンボルでもあり、特に冬の高崎海岸でとれるクロヨは臭みがなく格段に美味であるとされ、高値で取引されているそうです。
KUROYOでも、希望があればクロヨの鍋料理も提供できるそうですよ♪
[instagram url=https://www.instagram.com/p/CLInaTWj0Nd/ width=400 hidecaption=true]こんなお刺身も!
[instagram url=https://www.instagram.com/p/CazKnQDlQ85/ width=400 hidecaption=true]漁撈:魚見櫓 pic.twitter.com/sXhbZBqTmW
— えぬ%『ドローン空撮で見えてくる日本の地理と地形』好評発売中 (@roadexplorer) April 3, 2020
漁の水揚げ状況により中身は変わります。
事前予約必須ですよ!
予算、人数をお伝えくださいね。
場所やチェックイン・チェックアウト時間
ここからは、KUROYO(クロヨ)の宿泊情報です。
店舗情報
【店名】KUROYO(クロヨ)
【住所】長崎県五島市三井楽町高崎426-1
【TEL】080-5686-5405
【チェックイン】16:00~18:00
【チェックアウト】11:00
【駐車場】3台
廃材を利用したベッドは広々としており、身体を横にすると溶ける様に眠れそうな贅沢さです。
お風呂は薪、灯油燃料のどとらでも温められます。
食材持ち込みでお庭でバーベキューが可能です。
[instagram url=https://www.instagram.com/p/CadaTSNh80T/ width=400 hidecaption=true]オープンデッキで、海を見ながら料理も食べられます。
アクセス
公共交通機関では不便な場所にあるので、車での移動が必須です。
また、美しい自然と引き換えに、近隣でお店が少ないので、食材は福江空港・福江港からKUROYOを訪れる間での調達が必須です。
所要時間は車で、五島つばき空港から50分、福江港ターミナルから45分ほどです。
自家用車以外の場合、福江港タ-ミナル、福江空港からのレンタカーが利用可能です。
宿泊料金やキャンセル料
宿泊は最低人数2人で、5名まで宿泊可能です。
■大人2名
9,000円/人
■大人3名
8,500円/人
■大人4名以上
8,000円/人
■小学生
4,000円/人
■未就学児
2,000円/人
■幼児(3歳未満)
無料
■BBQコンロレンタル
2,000円
■炭6㎏
1,000円
■釣りセットレンタル
1,000円
定員5名(5名を超える場合要相談)
キャンセル料金
・宿泊当日 宿泊料金の100%
・宿泊前日 宿泊料金の50%
・2日~7日前 宿泊料金の30%
天候等による航空機・船舶の欠航によるキャンセルの場合はキャンセル料金は免除されますが、連絡は必須です!
ご注意くださいね。
KUROYOのある福江島とはどんな島?
KUROYOのある三井楽町・高崎は福江島の北部に位置し、白砂の海岸と小さな漁港を抱く町で、高浜海水浴場の様に美しい海と砂浜、ダイビングや釣りも楽しめます。
その風景は美しく古くは「男はつらいよ 第6作 純情篇」を始め数々の映画のロケ地にも選ばれています。
新垣結衣主演の「くちびるに歌を」や
「日本の灯台50選」「日本の夕陽100選」にも選ばれた「大瀬埼灯台」で撮影された妻夫木聡主演「悪人」など映画のロケ地になっています。
歴史的にも、遣唐使の寄港地となっており、島内には遣唐使や空海ゆかりの地が点在します。
遣唐使の歴史に関しては「国境の島 壱岐・対馬・五島~古代からの架け橋~」として、壱岐・対馬と共に、KUROYOのある三井楽、明星院本堂、白石のともづな石が日本遺産に認定されています。
そして長崎県だけあって潜伏キリシタンの歴史が息づく教会堂が点在します。
観光で訪れたいのがカルデラの鬼岳で、ハイキング客に人気です。
— おーちゃんさん (@Ohchan_ch) July 16, 2020
五島市では、自然由来のエネルギー発電が盛んで、福江島の電力は、1万6352枚の太陽光パネル、陸上風車、海には日本初の浮体式洋上風力発電「はえんかぜ」が設置されていて再生可能エネルギーの自給率は56%を記録しています。
他にも潮流発電(なるミライ)も行っており、これらの発電により、2030年までに再生可能エネルギー自給率100%を目指しているそうです。
なかでも「はえんかぜ」は年間2000kw(1800世帯分)の電気をまかなうことができるとの事です。
その恩恵で、レンタカーも電気自動車が豊富で充電ステーションが多く配備されています。
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