幸田直人 鳥取県で0円生活目指す料理人!自宅や家具も自作&物々交換と自給自足の生活~カフェいちまいのおさら~幸せいっぱい自己流ライフ!サタプラ

8月 6, 2022

サタプラの幸せいっぱい!自己流ライフでは、鳥取県の山奥で自宅や家具家具も自作&物々交換と自給自足の生活で0円生活目指す料理人幸田直人さんの生活が紹介されます。

“自分の生き様”を貫き、幸せ一杯に暮らしている家族のライフスタイルに密着するコーナーで、今回は
に密着し“幸せな生き方”を学びます。

SDGsの言葉が使われる前から既に、子ども達にツケを残すのではなく、どんな暮らし方だったら持続可能になるのか?を考えながら物々交換など自給自足を行っています。

今回は
・0円生活目指す料理人幸田直人さんのプロフィール
・幸田直人さん一家の家族構成
・自宅を自作
・光熱費はどうして賄っている?
・物々交換
・食材(肉類)はジビエも!
・生活費
・収入源
・たんぽり村まつり
・自給自足について思うこと
についての投稿です。

放送日:2022年8月6日(土)7時58分~9時25分

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0円生活目指す料理人幸田直人さんのプロフィール

家具も自作&物々交換と自給自足の生活などで0円生活を目指す幸田直人さん(40歳)一家が暮らすのは、鳥取県の丁度中心部の町で、世界一といわれる高濃度のラジウム温泉が噴出する三朝温泉街として知られる鳥取県東伯郡三朝町で、国宝の三佛寺投入堂のある三徳山のふもと、四方を山に囲まれた山間部(三朝町坂本)の300坪の敷地の手作りの家です。

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幸田さんの実家は三朝町から車で30分ほどにある海沿いの街、北栄町です。

実家がブドウなどを生産する農家だったこともあり、岩手大学で農業(環境教育と地域おこし)を学んでいた時、今でも自給自足に近い生活を営む地域を訪れ、自給自足生活に心地良さを感じたそうです。

それからは岩手県葛巻町のエコスクール「森と風のがっこう」で、循環型の生活スタイルを学びました。


(森と風のがっこうの恩師・吉成夫妻と)

大学卒業後に鳥取にUターンし、和食やイタリアンの店、旅館などで飲食業の仕事をしながら、調理師の免許を取得したり、電気や建築などに師事し、電気関係の資格を取得。

25歳で物件を探し当て11畳ほどの家を手作り出来るほど技術を身に着け、現在の家賃15000円で300坪の家で自給自足の生活を始め、30歳のときに自給自足を始めると同時に同じく自給自足に憧れをもつ、ふみさんと結婚し、現在は3人の子供と一緒に自給自足生活は15年目です。

幸田さんの本業は農家です。

自宅脇で週末を中心に週3日間カフェ「いちまいのおさら」を開いたり、出張先でケータリングなどの料理を作ったりする風の料理人と呼ばれています。

幸田直人さん一家の家族構成

妻・ふみさん(44歳)

長女・ゆきちゃん(9歳)
長男・健一くん(7歳)
次女・さきちゃん(4歳)

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自宅を自作

賃貸の自宅の敷地は300坪で、建物は薪小屋、ニワトリ小屋など6つ建物が有り、母屋はもともとあった古民家を改装しています。

そして母屋の隣に独学で自宅を自分で建てました。

壁や床の材料は鳥取県智頭町の檜材の廃材を利用しています。

家具本棚キッチンなども手作りです。

桜の木で作ったお皿や椿の木で作ったコップなども木を削って自作です。

廃材を利用しているため建築費用は100万円程でした。

カフェを併設し、鶏小屋、ピザ釜、子供たちが遊ぶブランコ、木製滑り台なども自作しました。

ツリーハウスの滑り台ははしごに廃材の選挙ボードを貼り付け使用しています。

ご厚意で借りている田んぼは約600坪で、一家の1年分のお米を賄えます。

300坪の畑も無料で借り受けています。

パーマカルチャー菜園(鶏耕畑)の畑では自然農法で小麦やサツマイモなど約15種類育てています

田んぼも畑も無農薬です。

また、山では自生するみょうや栗がなどが収穫できます。

コンポストトイレなど生活排水の再利用も自作の浄化装置により行なっています。

廃水がたまると直径10cmの管を通って開いた穴から土壌に少しづつ送られます。

汚れた水は少しづつ土壌に染みることで微生物の分解量を超えないようにして微生物がきれいにしてくれます。

こうして水と栄養が畑に行くサイクルです。

地球に優しい持続的なシステムです。

お風呂は車で5分ほどの大好きな三朝温泉を利用しています。

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光熱費はどうして賄っている?

電気や水道などは通っていますが、風力、水力発電装置やソーラーパネルを使用した太陽光発電により蓄電池で充電しながら利用し、バイオガスプラントなど薪を使ったボイラーで光熱費の一部(約8割)を賄い、井戸水を併用する事により、光熱費や水道代の6割を賄っています。


(発電した電気を蓄電池に充電)

全く電力会社の電気を使わなった月は、請求書を記念に残しているそうです。

ガス代は、冬場は薪を使っていますが、夏場にはカセットコンロで賄っています。

お風呂はなく、毎日温泉に入っています。

物々交換

建築関係の材料は建築現場に入って廃材をもらってきます。

車で長男の健一君と一緒に廃材を集めます。

廃材は物々交換でお礼に自宅の畑で撮った作物を届けます。

食材(肉類)はジビエも!

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鶏はご近所から頂いたものだそうです。

エサのパンは給食のパンをタダでもらったり、物々交換でカブなどの野菜を与えているそうです。

鶏は、ご高齢になり自分で飼えなくなったからと引き取りを依頼されたそうです。


実家がブドウ農家であるためご近所さんにぶどうをお裾分けしたところマコモダケなどをお礼に頂いています。

鶏は子どもたちの前で裁き、子供達は命の大切さを知ります。

また、カフェのワークショップでも捌き方を教えています。

ジビエの料理もできます。

害虫駆除などの罠で仕留めたイノシシや鹿は自作の燻製器でソーセージに。

イノシシのロース美味しそう!

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生活費

生活費は月10万円ほどです
家賃が15000円
※家賃は現在大家さんの家の管理(雑草刈りなど)する事により無料にしてもらっているそうです。
食費が1万円
電気代が8000円
水道代600円
ガス台5000円
通信費1万円
交通費1万円
日用品15000円
その他2万円

収入源

食費は農業なので自給自足や物々交換により8割を賄えており、5人家族ながら10000円程の出費で済みますが、廃材集めに使う車のガソリン代(自家用車は電動の為自家発電で賄えます)や税金などもかかります。
その為に収入源も必要です。

収入源は
・自宅のゲストハウスで運営するカフェ「いちまいのおさら」やイベント出店、出張料理・ケータリングなど飲食の仕事。
・家作りなどを頼まれる大工仕事。
・電気の資格を活かし、自家発電をやりたいという人を手伝う仕事。
など、3つの仕事で賄っています。

たんぽり村まつり

幸田さん夫妻は3年前から鳥取市佐治町のキャンプ場で「たんぽり村まつり」という2泊3日の催しを開催。そこで、自家発電の電気や、薪をつかった生活など自然の中の暮らしを体験してもらい、仲間となって、できれば移住者が増えることを目指しています。

自給自足について思うこと

自給自足は家族とか大事な人を守っていける暮らしやりたいことをやって好きな家族と一緒に暮らしていくのは一番の幸せそれが毎日24時間こうやって過ごせるのは幸せだと思っているそうです。

昔ながらの暮らしこそ温暖化といった現代社会の問題に対して、持続していく暮らし方・社会のヒントがある、と考えています。

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Posted by morimori