岸正一 天文台・十文字星見台 福島県下郷町に移住し満天の星空を楽しむおひとりさま サタプラ!自己流ライフ

4月 8, 2023

サタプラ “自分の生き様”を貫き、幸せ一杯に暮らしている家族のライフスタイルに密着し“幸せな生き方”を学ぶ自己流ライフでは、定年後、星に魅せられ福島県に移住し、野外ライブステージやカフェを備えた自宅兼天文台「十文字星見台」をつくり、満天の星空を楽しむおひとりさま、岸 正一(きし・まさかず)さんの生活が紹介されます。

元々は車が好きで車関係の集まりで南会津郡を訪れていたこともあり、天文観測が出来るステージで車関係と星観測関係の人々と異文化交流会を開きバーベキューを行ったりフラメンコのライブを行うなど、地元の人々とのつながりを重視し、人間関係を円滑にしています。

天体観測とBBQ等を組み合わせた一般観望会などのイベントを季節ごとに開く事により、星空が素晴らしいことを全国にアピールし下郷町を盛り上げています。

今回は
・岸正一さんが福島に移住したきっかけ
・十文字星見台の場所はどこ?
・宿泊は可能?
・星空の下でのイベント
・移住の決まりては人のつながり?
・気にしていた雪は・・・?
についての投稿です。

放送日:2023年4月8日(土)7時59分~9時25分

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岸正一さんが福島に移住したきっかけ

岸正一さんは神奈川県川崎市の大手通信機メーカーでエンジニアとして働き、定年後・平成30年(2018年)1月に福島県南会津4町村(下郷町、南会津町、只見町、檜枝岐村)の一つ数えられる下郷町に移住しました。

この地を知ったきかっけは、天体観測の他に、車が好きでインターネット関連の集まりで、南会津町の南郷地区に頻繁に通っていた事が関係しているそうです。

中学生の時から天体に興味を持ち、女性も安全に星を観られる場所を作りたいと、思っていたそうです。

天文観測の為に、ちっちゃな掘っ建て小屋と展望台としてドームを作り、望遠鏡を設置出来別荘的な物件を探し始めました。

その場所は当初、天体観測に向いた長野、北海道、沖縄などを考えていたそうで福島県はリストに上がっていなかったそうです。

車関係の予定で何度目かの会津を訪問で、会津のひととのふれあいで南会津町に物件を探す流れになりました。

当初は天体観測が出来る別荘として、雪が積もる時期は川崎に戻り、雪どけの頃に天体観測の為に訪れる事をイメージしていたそうです。

先ずは南会津町南会津町舘岩地区の方で探していたそうです。

しかし豪雪地帯で雪深いのと山奥だった為、木々により空が遮られ狭いのが難点でした。

周りに明かりが無く、空は暗い代わりに狭いので諦めて、探す地域を広げてた結果、隣の下郷町にたどり着いたそうです。

この地は平地なので空を遮るものが無く空が広いのが魅力でした。

居住スペースと水と電気とトイレとを備えた展望台のスペースが確保できる土地を販売するオーナーさんにめぐり逢い購入に至ったのだそうです。

それだけでなくオーナーさんに地元愛が強く、カフェやライブで楽しめる施設にもしたいと夢を語ると一般客が観測するためのバルコニーを格安で作ってくれたのだそうです。

こうして岸さんが、お客さんを呼んで地元を盛り上げていこうという気持ちを汲んでくれたのですね~。

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十文字星見台の場所はどこ?

[instagram url=https://www.instagram.com/p/BrhunUzFLL2/ width=400 hidecaption=true] 岸 正一さんの自宅兼天文台「十文字星見台」の場所は公共機関を使う場合、会津鉄道会津線「養鱒公園駅」からバス停「養鱒公園駅前」から「十文字中」停留所出車徒歩2分程の場所に有ります。

施設情報

【施設名】十文字星見台
【住所】福島県下郷町大字音 金字十文字3292-2
【TEL】050-1266-7159
【駐車場】有り
【ドーム・レンタル望遠鏡利用料】応談(操作熟知者のみ)

ドームの望遠鏡は、操作熟知者のみしか利用出来ませんが、ドームが設置されている「星見スペース」と呼ばれる望遠鏡設置スペースに自前の望遠鏡を設置し天体観測する事が可能です。

カフェは、不定営業で、飲み物は400円、~軽食は800円~です。

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星空の下でのイベント

「星見スペース」の脇にはステージも設けられています。

このステージでは、岸さんと繋がりがあるフラメンコ演者さんの一団が居て、フラメンコ舞踊手・屋良有子さんのSHOWが行われ、100人が星空を観ながら楽しみました。

他にもアコースティックギター系のアーティストなどと、地元の人たちと星空を楽しみながらライブを考えているそうですが、時期的にパンデミックになってしまった為、そろそろ実現すると素敵ですね。

星見スペースの施設使用料

[instagram url=https://www.instagram.com/p/CUyUrCjAbsR/ width=400 hidecaption=true]

【1基1夜】3,500円~ 同行者1名につき1.000円~(1基あたり、同行者含めて最大5名)
【貸切1夜】12,000円~(20名以上の利用は不可)
【休憩所】カフェエリアは休息室として利用する場合、寒期、別途暖房費用がかかります。
※要相談

宿泊は可能?

宿泊施設ではないので、仮眠は車中もしくはテント利用をして下さい、との事です。

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移住の決まりては人のつながり?

[instagram url=https://www.instagram.com/p/Btb_Dx5l3_j/ width=400 hidecaption=true]

移住では理想とのギャップに悩まされたりトラブルになったりと、僅か数ヶ月で断念する人たちも少なくないです。

岸さんの場合、移住前から土地の所有者など地元のひととのつながりがうまく行ったことから理想通りにいっている様ですね。

前途の様に土地の所有者さんと理想を語り合って地元を盛り上げる為に、単なる展望台つき別荘でなく誰でも立ち寄れるステージを作った事。

そのステージでフラメンコやバーベキューなどのイベントを開き、地元との交流を行い、岸さんがどんな人かわかるようになり、不信感を与えなかった事などが挙げられますね。

憧れの田舎暮しも結局は地元の人とのふれ合いが一番大事なのですね。

気にしていた雪は・・・?

[instagram url=https://www.instagram.com/p/CUyVIYbgz7w/ width=400 hidecaption=true] 当初予定していた舘岩地区に比べると雪は少ないそうですが、一気に降ると除雪機は欠かせないそうです。

当初は、雪が積もる時期は川崎で暮らす事を想定していたそうですが、2年以上冬も過ごせているので、空が広い、という事が決め手となったという下郷町を選んで大正解でしたね。

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Posted by morimori