井上佳奈枝 L’albero(ラルベロ)ヴェネチアン・ガラスに魅了されイタリア移住しガラス職人に!幸せいっぱい自己流ライフ!サタプラ
サタプラの“自分の生き様”を貫き、幸せ一杯に暮らしている家族のライフスタイルに密着する幸せいっぱい!自己流ライフでは、ヴェネチアン・ガラスに魅了され39歳でイタリア水の都 ヴェネチアに移住しガラス職人になった元OL井上佳奈枝さんの生活に密着し“幸せな生き方”を学びます。
ベニスにあるお店“L’albero”で主人であり師匠(ピーノ)のPinoさんと、ベネチアンガラスのアクセサリー作りに日々励んでいます。
今回は
・井上さんがベネチアンガラス職人になった経緯
・お店の紹介
・ベネチアンガラス体験教室などを紹介します。
放送日:2023年8月19日(土)7時59分~9時25分
ガラス職人になった経緯
100以上の島150の運河に恵まれる「水の都」ベネチアの工房L’albero(ラルベロ)で丁寧に手作業で作られたオリジナル作品は、日本の直販店(ウェブショップ)から購入が可能です。
店舗情報
【店名】工房&SHOP L’albero(ラルベロ)
【住所】Calle dell’Ospealetto castello, 6376/a – Venezia Italia
【TEL】(イタリア国番号39)0415236875
【営業時間/ランチ】11:30~19:30(冬季18:30)
春・夏・は日曜日も開店
【営業時間/ディナー】
【定休日】不定休
臨時休業:2023年 5月15日~5月26日夏季休業:2023年 6月30日~7月9日
ベネチアンガラスの制作体験や他では見られない工房オリジナル商品を数多く取り揃えています。
お店は 1980年 約200万円で購入したのだそうです。
飾り皿や アクセサリーを中心に販売しています。
職人になったのは、ベネチアで夫で師匠でもあるPino(ピーノ)さんのお店でベネチアンガラスに魅せらた事です。
ベネチアンガラスとの出会いのきっかけは30歳の頃 友達とイタリアに旅行でした。
そして、ベネチアンガラスに出会いキラキラ光るダイヤモンドのように見えその美しさに魅せられました
、
それからは毎年のように ベネチアに訪れるほどヴェネチアンガラスの魅力にはまりました
ベネチアンガラスの本にイチオシのお店が紹介されたお店があり店頭には素敵な作品がいっぱい飾られていました。
しかし何度もヴェネチアを訪れていましたが、いつ行ってもお店はお休みでした。
そして日本で奇跡が起こりました。
34歳の時に偶然友人主催の食事会で、仕事で来日していたピーノさんと出会いました。
そしていつも閉まっていたお店がピーノさんのお店ということが分かりました。
二人は意気投合し、2001年(当時35歳)で日本の京都とイタリアの超遠距離離恋愛となりました。
そしてついに、実際にピーノさんのお店に行って感動し、ベネチアンガラスを作ってみたいと思うようになったそうです。
2005年39歳の時に会社を辞め、イタリアに移住。
2008年 42歳でピーノさんと結婚。
そして ベネチアンガラス職人として第二の人生が始まりました。
ピーノさんは、普段は優しい夫ですが仕事となると厳しいそうです。
井上さんはガラス職人を始めて15年になりますが 未だに注意されるそうです。
職人肌で腕はいいのですが商売気がイマイチとのことです。
そういう面では、井上さんが経営面でガンガン意見しているそうですよ。
作品がもっと売れるように井上さんがビジネスアイデアを考えているという夫婦で二人三脚の状況です。
前例のない取り組みとして、ベネチアンガラスを使った体験工房が人気です
ベネチアンガラスを作る作り方を知るのは職人のみなのだそうです。
数百年にわたり、秘密が守られてきたのですが、これからの時代生き残れないので
「秘密主義をやめて一般のお客さんに楽しんでもらおう」
という提案をし、それは面白い!とこのスタートが始まったそうです。
井上さんの帰国時には京都で体験教室も!
体験教室
ライフスタイル
仕事中に「バーカロ」と呼ばれる ベニチアの立ち飲み屋さんに立ち寄ります。
「チケッティ」と言われるワインのおつまみの小皿料理(郷土料理)をつまみながら気の合う仲間とおしゃべりをしながら飲むのがベネチアの風習だそうです。
井上さん曰くワインは「イタリア人のガソリン」
自宅では、家庭農園を行っており、トマトや バジル、ズッキーニ、かぼちゃ、ブラックベリーなどを育てています。
トマトはまるで砂糖をかけているかのように甘いとのことです。
取材した日はブラックベリーをヨーグルトにつけたものや、とれたてのたっぷりのフルーツ、手作りジャム、リコッタなどが朝食でした。
夏は庭で料理をいただくそうです。
仕事はイタリア時間?
出勤は10時15分で、車で行けるのはローマ広場までで、あとは歩くか、水上バスなのだそうです。
お店のオープンは11時半ですが、イタリアでは時間はおおらかでピーノさん曰く「お店に着いた時間がオープン時間」なのだそうです。
日本食がブーム!?
夕方のパーティに向け、出勤途中に、イタリア近海の新鮮な魚介類が並ぶ リアルト市場で食材を購入しました。
イタリアでは日本食ブームで刺身が人気なのだそうです。
ご主人もマグロが大好きなのだとか。
幸せですか?
井上さんは
・若い頃に感動した ベネチアンガラス それを仕事にして生きていけるなんて夢みたい
・夫が作る作品は世界一
・そんな作品作りに二人で取り組めて、これ以上幸せなことはない
と語りました。
オンラインショップ
井上さんの帰国時には体験教室も!
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