ブラタモリ 京都・鴨川~川をたどれば京都がわかる~まとめ!再放送無しで見逃し動画配信やロケ地・撮影場所!貴船神社&しゃぶりつくすとは?#206
NHKブラタモリ #206「京都・鴨川」
– 2022年6月18日(土)19:30~20:15 –
今回は、京都の中心を流れる場所によって名前も変わっていく鴨川の水系を上流から下流までを辿り~川をたどれば京都がわかる~の秘密を解き明かすブラ旅でした。
鴨川は、上流にある貴船神社の湧水から、貴船川となり更にそこから賀茂川と呼ばれるようになり上賀茂神社の境内を流れ、嘗ての社家の禊の水となり、さらに下り、鴨川と呼ばれるようになり、納涼床で知られる人工の「みそそぎ川」に分かれ更に江戸時代の水運となった高瀬川へと流れ淀川に続き大坂(大阪)との流通を担いました。
今回は以下のルートを辿り・・・
・鴨川上流の貴船川の川床で納涼体験
・水の神様を祀る貴船神社
・賀茂川の名称由来の古代豪族・賀茂氏の事業
・賀茂神社の境内を流れる水は社家の禊の水に?
・京野菜の賀茂なす・すぐきができたのも川のおかげ?
・水運を担った高瀬川
・鴨川の納涼床の下を流れる“みそそぎ川”は風情を明治時代の町民が求めた?
~川をたどれば京都がわかる~の秘密を解き明かしました。
この記事では次の情報をまとめています。
・#206「京都・鴨川」のロケ地(撮影場所)と放送内容のレビュー(ネタバレ)
・古代豪族タモ氏タモ一義の賀茂茄子レシピ
・野口アナの名言(迷言)しゃぶりつくす
・再放送は4月の番組改変で終了した
・ブラタモリの見逃し動画はU-NEXTで配信されている
・ブラタモリの見逃し動画配信は初回にプレゼントされる600ポイントを使って実質無料で視聴可能な理由
ブラタモリの再放送は番組改変により無くなりました。
ですので見逃した方は、見逃し動画配信で観るのがオススメです!
「京都・鴨川」のロケ地(撮影場所)と放送内容のレビュー
【タモリさん、京都の川をゆく】
川べりで、川床で、神社で…。
上流にある貴船神社から、上賀茂神社、そして鴨川沿いの納涼床までをたどります。
夏、ことしはね…
ブラタモリ「京都・鴨川〜川をたどれば京都がわかる!?〜」
18(土)夜7:30[総合]https://t.co/b74v9v7T9H pic.twitter.com/CjLZXJokJS— NHK広報局 (@NHK_PR) June 17, 2022
オープニングは「貴船の川床」で人気の奥座敷貴船(きぶね)から
【撮影場所】ふじや別館 枕流亭
京都府京都市左京区鞍馬貴船町41
「貴船の川床」は、毎年5月~9月に貴船川の上に設けられる涼みながら食事を楽しめる夏の風物詩です。
ここでタモテ箱で渡された旅のお題は「川をたどれば京都がわかる!?」でした。
案内人は京都回ではお馴染みの京都町歩き団体(京都ミニツアー「まいまい京都」)主催の以倉敬之さんです。
今回は貴船川をスタートし、加茂川、そして鴨川と名前が変わり、京都盆地を北から南へ流れる川に注目し歩くブラ旅です。
【撮影場所】貴船神社(きふねじんじゃ)
京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
川が重要視された理由を本宮のそばで探る!
貴船神社本宮の急崖には「御神水」と呼ばれる水が湧いています。
貴船という地名は「きぶね」ですが、貴船神社は水の神様を祀っている為、水が濁ってはいけないので、「きぶね」ではなく「きふね」と読みます。
貴船神社から流れる水は下って行って貴船川~鴨川となり、都を潤す水の供給源になっています。
貴船川は「きぶね」と濁ってしまう
加茂川の名前の由来を探る!
【撮影場所】上賀茂神社
京都府京都市北区上賀茂本山339
タモリさん御一行は貴船から加茂川のそばの上賀茂神社に移動しました。
上賀茂神社は、正式には賀茂別雷神社(かもわけいかずち)で、京都に平安京が出来る前の現在から1500年(飛鳥時代)に「加茂神宮」として、お社が創建され、現在は世界文化遺産に選べています。
加茂の名前の秘密を握る人物とは?
上賀茂神社の一帯を治めていた古代豪族・賀茂氏の一族が住んでいる所を流れていた川の為「加茂川」と命名されたそうです。
そして賀茂氏は自分たちの氏神をお祀りして、神職も努めていて「社家」と呼ばれる神社に奉祀する神職の家系であったそうです。
賀茂氏は、江戸時代まで上賀茂神社の神職を歴代で努めていたそうです。
この神社では、加茂競馬(かもくらべうま)と呼ばれる五穀豊穣を祈る伝統神事で、毎年5月5日に上賀茂神社で開催され、2023年で930年を迎える神事が行われています。
[instagram url=https://www.instagram.com/p/CdLWDOYvH-O/ width=400 hidecaption=true]平安時代に宮中で行われえいた行事を賀茂氏が受け継ぎました。
賀茂氏が発展した背景には川が大きく関係しています。
加茂川を上手く利用し、この地域を治めていました。
賀茂氏はどのように川を利用した?
川の案内人は関西大学(環境都市工学)林倫子(みちこ)先生が努めます。
境内にも小さな川が流れており、禊に使っていたそうです。
[instagram url=https://www.instagram.com/p/Ce8oORmPKyQ/ width=400 hidecaption=true]境内には山から流れてくる川と加茂川から流れ来る川が合流しています。
[instagram url=https://www.instagram.com/p/CRh9hltDRVf/ width=400 hidecaption=true]加茂川から流れてくる川は賀茂氏が人工的に水路を築き引いてきたそうです。
京都府京都市北区上賀茂本山から引き込んで、賀茂川の分水、明神川(古くは御手洗川・みたらしがわ)となり、賀茂神社の社殿の背を回り、御物忌川、楢の小川と名を変え、境内を出て再び明神川となり一部は賀茂川に合流し、一部は社家町の北を東流します。
撮影当日は年に一度の川の掃除の日で取水制限で川の水を抜いて掃除をしていて、川底が見えて案内人の林先生も「初めてみた」とテンションが上っていました(笑)
賀茂の水ぜんぶ抜くww#ブラタモリ
— スピン丸(積読過積載で沈没寸前) (@supin_HBR) June 18, 2022
専門家さん興奮してはるww #buratamori #ブラタモリ
— あーたー実況用 (@inosikapera) June 18, 2022
さらに川をたどって下流へ!
わざわざ水を加茂川から引いてこなくても山から自然に流れているのに何の為に、加茂川から引いてきたかを確かめる為に、タモリさん御一行は下流に移動しました。
実は上賀茂神社の境内を流れる「明神川」下流には上賀茂神社の社家である加茂一族が住む「社家町」があり、池殿橋の下に堰を作り流れを変え、そこに水を引くために明神川の水を引いてきたのでした。
【撮影場所】池殿橋
賀茂氏の社家町を歩く!
社家町の屋敷には取水口が設けられています。
因みにこの屋敷は空き家なのでタモリさんがポケットマネーで買おうとしました(笑)
神職の屋敷では川の水を何に使った?
屋敷に取水口を通じて流れてきた明神川の神聖な水が屋敷内の池に溜まり、社家が神社に出勤する前に禊をしていた、と考えられています。
※上記見取り図は林倫子先生の論文(PDF)から拝借しました。
マイ禊場だ!
下流ではもうひとつ重要な目的で利用されていました。
社家町の下流では農地が広がっており、農業用水として利用されていました。
さらに賀茂氏は鴨川の両側に水路を引いて広大な農地を形成していました。
賀茂氏がこの加茂川の水を管理・支配していました。
食料と水を押えている。
そりゃ強いよね。
その恩恵で京野菜が育つようになり、中でも賀茂茄子は現在でも伝統野菜として引き継がれています。
古代豪族タモ氏タモ一義の賀茂茄子レシピ
自称古代豪族タモ氏タモ一義ことタモリさんの賀茂茄子レシピを紹介します。
1.金山寺味噌と市販のごまドレッシングを混ぜます。
2.賀茂茄子を厚切りにしてフライパンにごま油を引いて火が通りやすい良いにブチブチと穴を開けて、そこにごま油をかけて蓋をしてじっくり火を通します。
3.焼き上がりに金山寺味噌と市販のごまドレッシングを混ぜたタレをかけて頂きます。
【撮影場所】京都なり田本店前(すぐさ漬け店)
京都市北区上賀茂山本町35番地
ここで賀茂茄子とすぐさ(カブの一種で主に漬物で親しまれる京野菜)を試食しました。
古くから神社や町、農地に引き込まれた水は、禊から京野菜まで、京都ならではの川の活用法の原点がここにありました。
野口アナの加茂川まとめの名言(迷言)
それぞれの場所で、それぞれの用途で、しゃぶりつくすまで川と水を利用している感じがしますね。
しゃぶりつくすまで?
「一滴残らず」でしょ!?
江戸時代以降鴨川の水はどう利用された?
鴨川をテーマにしたブラタモリは、実は2015年パイロット版の時から何度も案に上がっていた、念願でした。京都人が愛してやまない鴨川を、ついにブラタモリでできるのが感激です!(以倉) #ブラタモリ #実況ツイート pic.twitter.com/mz3vS27nQe
— 京都ミニツアー「まいまい京都」 (@maimai_kyoto) June 18, 2022
加茂川は下流に向かい、高野川と合流した時点で字が「鴨川」に変わります。
河川法上は加茂川も「鴨川」と書きあらわすそうです。
タモリさん御一行は京都の繁華街「木屋町」を流れる高瀬川に向かいました。
【撮影場所】高瀬川 一之船入
京都府京都市中京区
ここは船の荷物を運んできた船着き場の痕跡です。
[instagram url=https://www.instagram.com/p/BuD_Ep1Fybt/ width=400 hidecaption=true]高瀬川は淀川に繋がっており、内陸の京都を港町の大坂(大阪)を結ぶ水路でした。
重要な物流の大動脈の役割を果たしていました。
高瀬川上流にある飲食店の中へ!
【撮影場所】角倉了以別邸・高瀬川 源流庭苑
京都府京都市中京区東生洲町484-5
この料亭「がんこ」は高瀬川を資材を投じて施工した京都の豪商角倉了以(すみのくらりょうい・1554~1614)の別邸があった場所です。
『京都の庭園』(8)
『高瀬川二条苑』
京都市役所前駅
1611年高瀬川開削者である豪商角倉了以がその源流に建設した別邸跡にある日本庭園。高瀬川源流庭苑とも呼ばれる。庭園の一角には江戸時代初期に小堀遠州により作られた茶庭が現存。 明治時代になって元勲山県有朋が当地に別邸を建設した。 pic.twitter.com/JizRFxx4r9— K’s Dee(ケイズ・ディー)?歌うロボット工学者・SSWで空想大学『京都観光文化大学』配信 (@Ks_Dee_info) September 18, 2020
庭園「高瀬川 源流庭苑」には鴨川を流れる水が引き込まれており、高瀬川に流れ込んでおり、高瀬川の源流であることが分かります。
高瀬川源流庭苑です。元を質せば、角倉了以別邸、明治の元勲山縣有朋別邸「第二無鄰菴」、そして今はがんこ二条苑のお庭です。鴨川の水を引き入れている場所を庭にした発想が素晴らしい。 pic.twitter.com/Qk7Msz56my
— 林田慎吾 (@sin5hayashida) April 21, 2017
現在の貨幣価値で150億円の私財を投じて息子と共に高瀬川を開削しました。
高瀬川一之船入
今年も桜が満開でした?高瀬川とは、鴨川などと違い、慶長16年(1611)頃角倉了以が開いた人工的な運河です✨
明治以後では舟運の目的を失ったそうですが、両岸に桜の木や柳を植えた現在の景観は、立派な観光地の一つとなってますよね?#kyotimes #高瀬川 #桜 #角倉了以 #船入 pic.twitter.com/F4jYZ20Q7M
— The KyoTimes (@TheKyotimes) April 12, 2019
川の起点に屋敷を建てて川を管理していました。
高瀬川は、通行量を徴収していたので、そのお金もすぐに回収出来たそうです。
現代の京都に欠かせないものとは?
実は高瀬川の水は現在、鴨川から直接取り込んでいるのでは無く、その脇を流れる人工の川「みそそぎ川」から引いて来ています。
上流の木戸孝允旧邸の近くに鴨川から水を引き込む起点が有ります。
今日のブラタモリ「京都・鴨川」も面白かったですね。地理院地図では鴨川沿いの西側に納涼床のために分流されたみそそぎ川も描かれています。鴨川と並行する細いラインをご覧ください。もう一本西側は高瀬川です。歴史や文化を大切にしながら開発と両立させる方法は興味深いですね。 pic.twitter.com/NYhxrh1B7A
— 地理Bの旅 (@chiri_b_geo) June 18, 2022
みそそぎ川の起点
京都府京都市中京区末丸町
毎年5月~9月に川沿いの飲食店からみそぎ川に張り出すように設けられる「鴨川納涼床」の為に作られた川です。
江戸時代は現在よりも鴨川は幅が広く、納涼床は両川岸や中洲にありました。
しかし、明治時代以降、氾濫を防ぐ為に、底を大きく掘り下げた結果、川幅は狭くなり、中洲は無くなったのだそうです。
その為、川沿いのお店から水辺は遠くなりました。
そこで川沿いのお店が京都府に陳情し、床の下を流れる「みそそぎ川」が作られました。
公共事業として飲食の為に川を作る訳にはいかないので
高瀬川の余分な水を吐くため(氾濫を防ぐ)余水吐(よすいばき)として予算をつけたのでした。
なんとしても床を残したい、という町民の願いが叶った結果でした。
嘗ては禊や農業、その後は水運や風情にまで活用された鴨川の水、
古から今へ続く川の恵みをいかす知恵が、千年の都を支えていたのでした。
ブラタモリ新アシスタント歴代7代目野口葵衣アナ紹介
タモリさんの「#206 川をたどれば京都がわかる」まとめ
タモリさんは、今回のお題「川をたどれば京都がわかる」をこうまとめました。
現代までずっと京都市民と密接な関わり合いを持ち、京都の発展にも寄与している、と結構凄いテーマです。
徹底的に水をしゃぶり尽くす!って言うんですか?
一滴の浪費もせずにやる
京都の人に怒られないかしら?
最後まで野口アナの名言(迷言)をいじりたおすタモさんでした(笑)
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